矢野東が15回目の“宍戸”で自己ベスト「66」
2021/06/04 07:02
◇国内メジャー◇日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills 初日(3日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7387yd(パー71)
43歳の矢野東が大会17度目(宍戸ヒルズでは15回目)の出場で自己ベスト「66」をマークした。4つ伸ばして折り返した10、11番で連続ボギーも、上がり5ホールで3バーディを追加。前週「ミズノオープン」の第1ラウンドも「66」で回り、「デジャヴかな?ちょっと“たまたま感”があった先週に対して、だいぶ夢と希望がある週末になりそうな感じ」。独特の表現で期待を膨らませた。
前週は3位スタートを生かせず65位でフィニッシュ。週明け5月31日(月)に監修するゴルフスタジオで、コーチと修正点を洗い出した。スイングはアドレスのポジションにだけ気を配ってシンプルにコースと向き合い、ボギーが重なった中盤も3日前にもらった助言を頭の中で反すう。見事に立て直して「15、16、17、18は全部素晴らしいショット」と自画自賛した。
2012年大会最終日の「67」を更新し「宍戸で一番いいスコア。取り組んでいることが間違ってないのかなっていう、軽い気持ちだけはしてる。確信はゼロだけど」と笑った。(茨城県笠間市/亀山泰宏)