星野陸也が五輪代表圏内に浮上へ 米メジャーで“直接対決”
2021/05/16 18:36
◇国内男子◇アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 最終日(16日)◇相模原ゴルフクラブ 東コース(神奈川県)◇7298yd(パー72)
今大会の優勝で世界ランキングポイント16ptを獲得し、日本時間17日に更新されるランキングで100位から70位前後まで浮上が見込まれる星野陸也。現在15位の松山英樹に76位で続く金谷拓実を抜き、日本勢2番手に浮上することが濃厚だ。
コロナ禍を踏まえて「まだオリンピックが開催されるか分からないですけど…」とした上で「スポーツ選手として一生に一度は出たい大会。(4番手で)ことしに入った段階でも、最低2勝したらチャンスはあると思っていた。その2勝をクリアできた」。今夏の東京五輪出場へ強い意欲をのぞかせる。
次週20日開幕の「全米プロゴルフ選手権」(サウスカロライナ州キアワアイランド)には日本勢のトップ3が参戦。「全米プロで、ある程度オリンピックの代表争いも決まってきそうな感じがする。そこでしっかり成績を残せるように」と気合を入れた。
男子代表は「全米オープン」(6月17日~/カリフォルニア州トーリーパインズGC)後に決まる。同大会は世界ランク60位が目安となるため星野も金谷もまだ出場権を得ていないが、ともに米国内で行われる予選会への出場を想定している。(神奈川県相模原市/亀山泰宏)