国内男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<1月10日>

2021/01/10 10:34

2008年 「きょうから、プロゴルファーの石川遼です」

プロ転向を表明した石川遼(写真は2008年)

当時16歳の石川遼がプロゴルファー転向を表明。前年の「マンシングウェアオープンKSBカップ」をツアー最年少となる15歳8カ月で制した“ハニカミ王子”の記者会見にはテレビカメラ30台など多くの報道陣が殺到した。

壇上では「きょうから、プロゴルファーの石川遼です!これからもよろしくお願いいたします」と元気にあいさつ。その後行われた質疑応答では、世界での活躍を目指す石川に対し、英語でのスピーチ依頼も飛び出した。しばらく考えた末「タイガーと一緒にラウンドがしたい」「マスターズで優勝したい」と、顔を赤くしながらもしっかり英語で答えた。

マネジメントを担当する父・勝美氏は「学校との両立、体力的なことも考えると(年間)15試合でもきついと思います。1年間が終わって、体力的に問題がなければ来年は試合数を増やすかもしれません」と話した。

それでも同年は予定を大幅に超える24試合に出場し、「マイナビABCチャンピオンシップ」で優勝。7度のトップ5を記録するなど安定した結果を残した。