「ダンロップフェニックス」無観客で開催 賞金は2億円から半減
2020/09/25 16:20
国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」の主催者は25日、今年の大会の日程を当初の予定通り11月19日からの4日間とし、宮崎市のフェニックスCCを舞台に無観客で開催すると発表した。
賞金総額は例年の2億円から1億円に減額する。今年の男子ツアーで開催が決まったのは4試合目となる。前年大会は今平周吾が制していた。
大会は例年、海外からトップクラスの選手が出場しているが、「新型コロナウイルスの世界的な流行という状況も鑑み、今年は海外からの選手招へいを見送ることを決定」。前夜祭とプロアマ戦も見送る。
大会会長の山本悟・住友ゴム工業社長は「ゴルフ界が活気づき、日本の経済活動に少しでも貢献できればと考えています。大会を主催するということは、社会的責任があることも重々承知しています。開催地域の皆様・出場選手・大会関係者全員が安心してトーナメントに臨めるよう環境を整え、決断した次第です」とコメント。
「大会の礎を築いたジャック・ニクラスの言葉に『失敗を恐れない、という姿勢では弱い。必ず成功させるのだ、という強い意志を持て!』というものがあります。このような環境下で大会を成功させるという強い意志を持ち、開催いたします」と力を込めた。