2020年 PGM Challenge II

東北福祉大出身の佐藤太地がプロ初勝利 逆転で下部ツアー開幕戦制す

2020/09/18 16:33
逆転で制した佐藤太地(提供JGTO)

◇国内下部AbemaTVツアー◇PGM Challenge II 最終日(18日)◇PGM総成GC(千葉)◇6738yd(パー70)

1打差4位で出た24歳の佐藤太地が5バーディ、1ボギーの「66」でプレーし、通算13アンダーとして逆転。新型コロナウイルス感染拡大の影響で約5カ月遅れとなったシーズンの開幕戦を制した。

「先週からショットの調子があまりよくなかった。そのまま悪い調子で今回の試合に臨んだが、すべてパターがカバーしてくれた。今回パターは思っていた以上に助けてくれた、パター様様(さまさま)です」と振り返った。

東北福祉大を卒業し、2018年のプロ転向から3年目でプロ初勝利。「13番で自分がトップだと分かった。その後も順位を見たかったが、プレーに集中するために見ないようにした。18番のセカンドを打つ地点でスコアボードが見えて、再度自分がトップと確認して、緊張感が強くなった。最後のパットは 1 mなかったけど、めちゃくちゃ緊張した。これが優勝のプレッシャーなんだと思った」と喜びをかみしめた。

2打差の2位に首位タイで出た上井邦裕竹内廉。通算9アンダーの3位で小木曽喬大谷俊介蛭川隆の3人。通算8アンダーの7位には亀代順哉幡地隆寛ら6人が並んだ。

「ショットの調子があまりよくなかった」と語った佐藤太地(提供JGTO)

2020年 PGM Challenge II