国内男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<9月10日>

2020/09/10 10:22

2017年 片山晋呉 14年ぶりのマッチプレー戦で王者に

16番ホールで勝負を決めた片山晋呉。7マッチを勝ち抜いて頂点に立った

14年ぶりに国内男子のツアー競技に復活したマッチプレー戦「ISPSハンダマッチプレー選手権」で、当時44歳の片山晋呉が決勝でリュー・ヒョヌ(韓国)を3&2で下し、ツアー通算31勝目を挙げた。

トーナメント形式で7試合計129ホール。決勝戦の16番(パー5)、残り209ydの第2打を5UTでピン右1.5mにつけるスーパーショットでイーグルを奪い、勝負を決めた。「男と男の魂のぶつかり合いの勝負ができた。44歳になって若い選手と一対一で戦えるのが幸せだった」とグリーン上でひざまずき喜びを表現した。

国内ツアー史上最高額の優勝賞金5000万円を手にし、優勝会見を自らのインスタグラムでライブ中継した。ファンを増やす手段として新たな取り組みにも躊躇はしない。「ここから先、優勝争いをするのが楽しみ。円熟した、良いプレーができる期待が自分にある」。経験値を武器にさらなる飛躍を誓った。