国内男子ツアー

谷口徹が石川遼の先輩、薗田峻輔を絶賛!

2007/08/31 23:33
最終18番でボギーパットを外し、苦い表情の薗田峻輔

「フジサンケイクラシック」2日目が終わり、今大会の話題の中心にいる石川遼(15=杉並学院高)が通算1アンダーの暫定6位タイで予選突破を決定的にした。それも首位と3打差と、史上最年少優勝を果たした「マンシングウェアオープンKSBカップ」の再現さえも予感させる好調ぶりだ。対して、「王子」と称される石川が「王様」と慕う薗田峻輔(17=杉並学院高)は、通算7オーバーの暫定70位タイで予選通過は危うい状況。関東アマで優勝、日本アマでも準決勝に進出するなど、石川を勝る好成績を収めていた注目アマの1人だったが、「アプローチにプロとの差を感じました。今日は(ヘッドがボールの)下をくぐってばかりで、距離感が合いませんでした」と落胆の表情を見せていた。

しかし、薗田が秘める非凡な才能は、2日間同組でプレーした谷口徹を唸らせた。初日を終えた後には、「ポテンシャルが凄い。将来有望だね。うらやましいですよ。17歳であれだけできるんだから。初めて一緒にまわってビックリしました。」と褒めちぎりっぱなし。スコアを5つ落とした2日目終了後も、「最後(ダブルボギー)は惜しかったね。かなりいいものを持っていますよ」と、印象は変わっていない様子だった。