石川遼がプレーオフを制し、アマ競技3連勝!/ポロゴルフジャパンJC最終日
2007/09/16 00:21
栃木県にある鹿沼72カントリークラブ(6,571ヤード・パー72)で16日(日)、日本ジュニアゴルフ協会が主催する「ポロゴルフジャパンジュニアクラシック」の最終日が行われた。
首位と1打差の3アンダー2位タイからスタートした石川遼(15=杉並学院高)は、前半でスコアを1つ落としてしまう苦しいプレー内容。しかし、バックナインでは連続バーディを奪うなどスコアを2つ伸ばし、最終的にはこの日「71」の1アンダーでホールアウト。石川を含む3人が通算4アンダーで首位に並び、勝負の行方はプレーオフに委ねられた。
日没も迫ろうかという薄暗さの中、1番パー4で行われたプレーオフの1ホール目。石川はパーオンに成功すると、このパットを見事にねじ込み、ただ1人バーディを奪取。1ホール目にして早々に決着をつけ、今大会4度目のタイトルを獲得した。
優勝を決めた直後に行われた記者会見では、「今日は楽しんでプレーできました!」と満足そうな表情を見せた石川。しかしプレー内容に関しては、2番、3番のティショットでOBを叩く場面も。「ミスショットとは感じず、悪いボールではなかったのですが・・・」と振り返っていたが、「神様が“これで(この状況で)勝て”と言ってくれたのかなあ」と、会見場の笑いを誘っていた。
これで、8月中旬の「日本ジュニアゴルフ選手権」、今週初めの「埼玉アマチュアゴルフ選手権」に続き、アマチュア競技3連勝。今月27日(木)から開幕する「コカ・コーラ東海クラシック」への参戦に、大きな弾みをつける勝利となった。