石川遼エースキャディ抜きで最後の調整!
2007/11/14 21:00
「ダンロップフェニックストーナメント」開幕前日。プロアマラウンドの終了を待って、石川遼が14時40分過ぎに10番ホールからハーフラウンドを行った。一緒にラウンドしたのは原口鉄也と韓国のドンファン、金庚泰(キム・キョンテ)コンビ。金は2005年、06年と日本アマを連覇し、今季は韓国でプロデビューを果たし現在賞金ランキング首位。
その金と石川は、明日からの予選ラウンドで同じ組でラウンドすることになっている。この日の練習ラウンドでは、石川のドライバー飛距離が3人を圧倒。方向性も良く、ラフに入れたのは2回だけだった。
13番は左に90度曲がる(ドッグレッグ)形状で、キャリーで290ヤード飛ばせば1オンも可能なホール。そこで石川は迷うことなくドライバーを手にすると、高い放物線を描いたボールは直接グリーンに落ち、グリーン奥のラフまで転がってしまった。この日のようなドライバーの安定性があれば、明日以降の試合でも果敢にグリーンを狙ってくるだろう。
石川は明日の初日、9時45分にこの日ラウンドした10番ホールからスタートする。同組でラウンドするのは、金と米国ツアーから戻った丸山大輔の3人となっている。ダンロップフェニックス史上初となるアマチュア選手がどんな闘いを見せるのか、ギャラリーも石川組に集中することになるはず。
石川の専属キャディをしている塘田氏は前日の練習ラウンド時にアクシデントに見舞われ膝を負傷した。この日はコースに所属するハウスキャディにお願いしていたが、明日からのラウンドもハウスキャディでいく可能性が高い。