国内男子ツアー

日韓ツアー共催競技 今年は日本で開催

2020/02/03 17:31
新規大会になる前年は韓国で開催された(写真は2019年4月に韓国で行われた調印式に参加した青木功JGTO会長(右) ※JGTO提供)

9月に日本、韓国、アジアン3ツアー共催競技として行われる「シンハン ドンヘ オープン」が、奈良県のKOMAカントリークラブで開催されることが決まった。昨年12月の日程発表の時点では9月10日開幕のスケジュールのみ決まっており、開催コースは未定となっていた。

3日(月)、大会のメインスポンサーである韓国の新韓フィナンシャルグループが「今回の大会が、世界を舞台として競争する選手たちの実力向上に役立つ良いチャンスになることを願う」と発表した。ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)の設計で1980年にオープンしたKOMAカントリークラブは新韓銀行の故イ・ヒゴン名誉会長が設立し、自ら運営したゴルフ場でもあることから、昨年の「関西オープン」に続くトーナメント開催が決まった。

賞金総額は12億韓国ウォンから14億韓国ウォン(1億2698万円/トーナメント規定に基づくレートで換算)に増額。優勝者には、引き続き3ツアーのシード権が付与される。初の3ツアー共催となった昨年大会は韓国のベアーズベストチェオンナGCで開催され、ジェイビー・クルーガー(南アフリカ)が優勝を飾った。