開幕戦を迎える 石川遼「最終日、最終組を回りたい」

明日17日（木）に開幕する国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」に出場する石川遼が、ツアーのプロアマ大会に初参加した。この日は無料でギャラリーが観戦できるとあり、会場に詰め掛けたギャラリーは3,052人。昨年大会の二倍近い数にのぼり、特に石川の組は、「もう本戦になっちゃったのかな？と思うくらいビックリした（石川）」というほどの大ギャラリーに囲まれていた。

スタートホールのティショットからフェアウェイに運んだ石川は、その後も安定したドライバーショットでギャラリーを沸かす。しかし、ラウンド後の会見では「まずはドライバー。フェアウェイキープだけでなく、平均飛距離も高いレベルでドライバーの精度を高めて行きたい。練習して精度を磨かないと」と、自らを戒めた。

一方で、「いい状態で臨めるのは確かです。自分が感じているゴルフの調子は悪くありませんし、不安もありません」と、好調ぶりも示唆。「できれば最終日、最終組をまわりたいですね。本当に難しいことですが、それができた時は、ものすごく大きいものを学べるはずです」と高い目標を掲げた。

「最後の最後まであきらめないで、1つ1つのショットを後悔しないようにしたいです。ドライバーで（フェアウェイに）置きにいったりはしたくありません」と、あくまで攻撃的な姿勢は崩さない石川。いよいよ明日、注目の一戦が幕を開ける。