遼、大会前日も「あまり高ぶりはない」
2008/04/23 17:22
国内男子ツアー第2戦「つるやオープン」開幕を翌日に控えた23日、会場となる兵庫県の山の原GC山の原コースでプロアマ戦が行われた。ツアーデビュー戦となった先週の「東建ホームメイトカップ」で、いきなり最終日最終組に入るなど存在感を見せ付けた石川遼(16=パナソニック)。石川の関西デビュー戦とあって、本戦では多くのギャラリーが会場に詰め掛けそうだ。
ただし、この日行われたプロアマ戦はギャラリーの入場は制限され、リラックスした雰囲気の中で行われた。その影響もあってか、石川は「明日から初日が始まるとは思えない。あまり高ぶりはないです」と、落ち着いた様子で話す。「日曜日に試合が終わって、寝たらすぐトーナメントウィークの月曜日。月・火・水ですぐ初日なので、その3日間が本当に短いです」と、プロツアーのリズムの早さに戸惑いを見せた。
「落ち着きすぎて大丈夫かなって感じなので、今日の夜はイメージをしっかりして、気持ちを引き締めて過ごしたいです」という石川。開幕前の不安は、予選を通過して優勝争いをした先週で、大分薄くなったという。「先週は2日間しか良いスイングが続かなかったので、今週は最後まで良いスイングがするのが目標です」と、新人らしからぬ落ち着きで宣言した。