国内男子ツアー

またしてもダブルボギーで沈んだ石川遼

2008/07/05 09:25
パットが決まらず苦悩の表情を浮かべる石川遼

UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズに出場している石川遼。初日に5オーバー80位タイと出遅れたため、2日目はイーブンパーもしくはアンダーパーでラウンドし、少しでもスコアを伸ばしたかった。

8時36分、石川がスタートしたころは霧雨状態で風も少しあった。しかし10時ごろには日差しが出始め蒸し暑い1日となった。2番パー5で2日連続となるバーディを奪った石川。しかし、3番、4番、5番でボギー。7番パー3はピン奥2.5m、9番では12mのバーディパットを沈め前半はイーブンパーで終えた。

「途中、8番くらいから良いスイングができていたので、うまくいけば予選を通るんじゃないかなと思っていましたけど・・・」

初日にチップインバーディを奪った10番でボギーを叩くと、14番もティショットをラフに入れ、3打目のアプローチはピン奥3mにオン。下りのパーパットを外すと返しの1mも外し駆けつけた大ギャラリーから大きなため息の出るダブルボギーを叩いてしまった。

この時点で8オーバーまでスコアを落とした石川は、15番パー5でバーディを奪うが、17番ではグリーン周りで苦戦しボギー。通算8オーバーの74位タイで今季5試合目の予選落ちを喫した。「そろそろドライバー以外のクラブも練習しようと思いますけど、ドライバーで悪いスイングが出てきたので、またドライバーもやり直しですね」。ドライバーショットにこだわる石川だが、今大会のような深いラフを克服すべく、アプローチの技術向上も課題となりそうだ。