石川遼が17歳の誕生日を迎え、笑顔のセレモニー

18日（木）から、北海道にある札幌ゴルフクラブ輪厚コースで開幕する国内男子ツアー「ANAオープン」。前日の17日（水）、初のホステスプロとなる石川遼が17回目の誕生日を迎えた。この日に行われたプロアマ戦の表彰式後、石川の誕生日記念セレモニーが催され、プレゼントされたケーキを前に満面の笑顔を見せた。

大会主催者と報道各社が用意したケーキ1つずつに、ローソク代わりの17本のトウモロコシ。盛大なサプライズイベントに、「北海道で誕生日を迎えることはこれから多くなると思うけど、これからはこんなにしてもらわなくてもいいですから…」と恐縮気味だった。

「17歳になったことに実感はない」という石川だが、抱負を聞かれて「できるだけ優勝争いをしたい」と口にした自分に対し、「去年ならそんな言葉は頭にも浮かばなかった。自分のゴルフに自信がついてきたのかな」とゴルフの進化は実感。この日のプロアマ戦でもドライバーが絶好調で、「今日のドライバーの調子なら、スコアを落とすことは殆ど考えられないですね。今日は朝から最後まで良いショットでしたし、そこが1年前と変わったところ」と、明日からの試合に自信をのぞかせていた。

「“優勝争いしたい”じゃなくて、いつ“優勝したい”にステップアップできるか。今週に優勝争いができたら、そう思えるようになるかもしれませんね」。17歳になり、気持ちを新たに迎える今大会。石川の新たな挑戦が幕を開ける。