国内男子ツアー

片山晋呉が永久シード獲得へ意欲

2008/09/18 19:16
大先輩とのラウンドに、永久シードへの意欲が増したという片山晋呉

国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」初日、永久シード獲得となる通算25勝に王手をかけている片山晋呉が、首位に1打差に迫る5アンダー4位タイと好発進を見せた。

この日は、6アンダーで2位タイとした中嶋常幸と同組でラウンド。会見では、自身のことよりも中嶋への賛辞が続き、「スゴイですね。上手いじゃなくて、スゴイんです。その感じが今もまだ出せているのがスゴイ」と、“スゴイ”を連発していた。

また、今週の好スタートには中嶋の影響も多分にあるようだ。北海道は過去に「会見には数えるほどしか来ていない」という未勝利の地だが、「中嶋さんの前では、苦手とか言ってられませんよ。そういう思いもあって良いゴルフができました」という。さらに、「会うたびに、僕にバッヂを見せるんです」と苦笑い。バッヂとは、永久シード獲得者にJGTOから寄贈される記念品。「24勝した時は“25勝目”としか思っていなかったけど、(バッヂを)見せられると欲しくなってきました。よし、獲りたいな、という思いが、だいぶ出てきましたね」と話す。明日も中嶋と同組のラウンド。永久シード獲得へ貪欲さが増した片山のプレーに注目だ。