国内男子ツアー

石川遼、前半崩れスポンサー大会3連敗!

2008/10/03 11:09
アイアンショットも精彩を欠いた前半の石川遼

国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」に出場している石川遼は、これまで2試合連続で予選落ちを喫しているため、3試合連続は避けたいところだった。しかし、結果は通算6オーバーの77位タイとなり、2日間でコースを去ることになってしまった。

通算3オーバーの67位タイからスタートした石川は、1つでもスコアを伸ばしたい状況だったが、3番で3オン、3パットのダブルボギーを先行させてしまうと、続く4番はティショットを左サイドに曲げ、4オン、2パットでダブルボギー。さらに6番、9番でもボギーを叩き、通算9オーバーまで後退してしまった。

石川を応援しようと駆けつけたギャラリーたちも、ため息の連続。しかし、後半は意地を見せた。10番では2打目をピン奥20センチにピタリとつけバーディ。14番でもバーディを奪うと、続く15番パー5は2オンに成功。12メートルのイーグルパットを4メートルオーバーさせたが、返しのバーディパットをしっかりと決め、通算6オーバーまで戻した。

後半は3バーディ、ノーボギーという内容だったが、前半の6オーバーが響いてしまった。「前半は悔しいですね。覚悟はしていましたが、4日間プレーできないのが3試合続くと、自分には何が足りないのか考えますね。このままの調子で今シーズン終わるようだと悔しいし、来週もコースの練習から気合いを入れてがんばります」。

この3試合が自身とのスポンサー契約を結ぶ会社の主催大会だったことに対しては、「企業と契約してホストプロとして、この3週間いろんな方に応援していただいたし、今後はもっと期待されるようになりたいです」。と言葉少なげに語り、練習場に向かった。