国内男子ツアー

石川遼、今週は片山晋呉と予選同組

2008/10/21 16:55
袖ヶ浦CCの18番で狙いどころを定める石川遼

先週行われた、第73回「日本オープンゴルフ選手権競技」では単独2位に入る大健闘をみせた石川遼。今週は千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースで開催される「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」に出場する。そして、日本オープンでツアー通算25勝の永久シードを決めた片山晋呉と、予選2日間を同じ組でラウンドすることになった。

先週は青木功とのラウンドで今週は、大会連覇と2週連続優勝を狙う片山。さらに、今年の「中日クラウンズ」で優勝している近藤智弘という顔ぶれになった。片山とのラウンドは「スイングのリズム、テンポを見て学びたいと思います。明日の練習ラウンドもご一緒していただけると思うので、とても楽しみです」と抱負を語る。

日本オープンから一夜明けた月曜日は「学校に行こうと思ったのですが、疲れていたので爆睡していました。昨日は練習場で打ったのと、ランニングをしたので、もう疲れは残っていません」と話す石川。翌火曜日には、朝8時から練習ラウンドを行う予定で7時前にはコース入りした。

「今週のコースも打ってはいけないところがはっきりしているし、去年よりもラフが長くなっているので、先週のようなスイングが必要になりますね」。昨年に続き2度目の出場となる石川は、2日目に14オーバー「86」を叩き、通算11オーバーの100位タイで予選落ちを喫した。

「去年の2日目のことは、あまり覚えていないので・・・」。前向きな石川らしい表現かもしれないが、今の石川には先週戦った「日本オープン」でのスイングイメージしかない。賞金ランキングでも19位に浮上し、最終戦の「日本シリーズ」出場も見えてきただけに、今週も上位進出を狙う。