国内男子ツアー

石川遼、プロになって初めての自宅通勤でリラックス!

2008/11/05 17:14
1500万円ともいわれる優勝トロフィを覗き込む石川遼

先週、プロ転向後のツアー初優勝を果たした石川遼が、今週は国内男子ツアー「The Championship by Lexus」に出場し、2週連続優勝を狙う。開催コースは茨城県の大利根カントリークラブとなるが、石川にとっては唯一自宅から通える距離に存在するトーナメントコースだ。小学生時代にゴルフを始めたときから、千葉県の野田を中心に茨城まで足を伸ばしてラウンドを繰り返してきた。

「自宅から通える分、かなりリラックスして挑めるのですが、リラックスしすぎないよう試合モードでいきます。どこに泊まっていても夜は早く寝るようにしています。この近所のゴルフ場でお世話になってきましたので、知り合いの方が多く来てくれると思います。小学校の頃に比べて上手くなったところを見ていただきたいですね」。

この日プロアマ戦に出場した石川は「以前、プライベートでラウンドした時に比べてグリーンが硬くて速い感じがしました。他のプロの皆さんは、木が気になると言ってましたが、僕はあまり気になりませんでした。11番だけはドライバー以外のクラブを選択するかもしれません」と、コースの印象を語った。

記者会見後は優勝トロフィの前で記念撮影を行った。今大会のトロフィはフランスのバカラ社製で、レクサスのエンブレムでもあるL型にデザインされたもので、バカラ社広報によると1500万円相当になるという。それを目の前にした石川は「すごいですね!」と目を丸くした。石川は今週優勝をすると、このトロフィを手中に収めるのと同時に今季の賞金が1億円を突破することになる。