国内男子ツアー

「自分でリズム崩してしまった!」石川遼がホスト大会4試合連続予選落ちの危機

2008/11/06 07:57
最終9番でバーディを狙う石川遼。この日は全体的にタッチが強かったと反省

国内男子ツアー「The Championship by LEXUS」に出場している石川遼が、初日3オーバー67位タイと出遅れてしまった。今週は自宅からコースに通っているためリラックスして挑めると話して石川だが、ラウンド後は悔しさを露にした。

10時に10番ホールからスタートした石川は、ティショットでフェアウェイをキープすると2打目はピン手前4メートルに2オン。ファーストパットをしっかりと打ち幸先の良いバーディを奪った。その後はバーディチャンスにつけるが、なかなか決められず16番までパープレー。17番でピン奥からのバーディパットを決め2アンダーにし、リーダーズボードに名前を掲げるが、18番パー5で2打目を左に曲げてボギー。

後半は3番パー5でフェアウェイからピンまで280ヤードの2打目をドライバーで狙ったが、まさかにミスショット。ボールの上部をかすった感じで90ヤードしか転がらなかった。このホールでもボギーを叩くと、4番、5番まで3連続ボギー。最終18番は2オンこそしたが、1.5メートルのパーパットがカップに蹴られ3パットのボギー。首位と10打差で初日のラウンドを終えた。

「前半は良いゴルフができていたのに、後半は自分でリズムを崩してしまいました。ボギーにしそうなところで簡単にボギーにしてしまいましたね。良いときはボギーを打っても次のティショットで切り替えられるのですが・・・。先週が良かっただけに、悔しさが増すラウンドでしたが、まだ予選通過できるラインなので、3オーバーで終わって良かったです」。

「ANAオープンゴルフトーナメント」、「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン」、「コカ・コーラ東海クラシック」と石川がホストプロを務めた3試合で予選落ちに終わったが、今回も石川は大会のホストプロの1人(他には丸山茂樹近藤智弘)。周囲の期待に答え、最終日までプレーを続けるためには、明日の2日目に60位以内に食い込まなければならない。