2019年 ANAオープン

「不十分」の4重奏? ジャンボ尾崎しぶこタッチで予選完走

2019/09/13 17:35
尾崎将司(中央)は通算16オーバーで予選落ち。ファンの歓声に応えて輪厚を去った

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 2日目(13日)◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース (北海道)◇7063yd(パー72)

最下位の120位から出た“ジャンボ”こと72歳の尾崎将司はノーバーディ、7ボギーの「79」で終え、通算16オーバーの119位で予選落ちした。

今季は3カ月ぶり4試合目のツアー出場。5月「中日クラウンズ」(100位)に続いて2度目の36ホール“完走”となったが、「不十分なものだらけ。練習も不十分、体力も不十分、ゴルフに向かう気持ちも不十分、スコアまで不十分」と不満そうに振り返った。

「しんどかったよ。ドライバーが転がらなくて、輪厚が長く感じた」とポツリ。それでも「途中でやめようかなと思ったが、最後までやりましたよ」とラウンドを完遂し、2年ぶりの開催(昨年大会は北海道地震の影響により中止)となる輪厚のファンに、最後まで元気な姿を見せた。

前半4番グリーンから5番ティまでの『ハイタッチゾーン』では、女子プロの渋野日向子ばりのハイタッチでファンを喜ばせた。

次戦については「まだ分からない」と話すにとどめた。(北海道北広島市/玉木充)

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