2014年 マスターズ

<堀江x三田村 2>ホリエモン、海外含め驚異の年間300ラウンド!

2014/04/02 13:14
年間300ラウンドはこなしていたという堀江氏。その腕前は…?

【三田村】 結構、ひとつのことにハマっちゃうタイプ?

【堀江】 はい。僕はだいたい1年か2年は周りが呆れるほどギューと行っちゃうタイプです。ほんと周りが呆れますね。毎日やっていたんで。ほぼほぼ毎日。日本全国、世界各地。

【三田村】 海外だとどんなところに?

【堀江】 僕、アメリカはビザの制限があって行けなかったんですけど、フランス、シンガポール、タイ、インドネシアのビンタン島、ニュージーランド、カナダ…。

【三田村】 イギリスとかあっちの方は?

【堀江】 まだですね。なんか、イギリスとかは上手くならないと行けなさそうじゃないですか?ブッシュに入ったら終わりみたいな。

【三田村】 いや、あれね、慣れるんですよ。当然、深いところにハマるじゃないですか。あれ、フェアウェイ真っ直ぐから直角に入ると絶対にボールは見つからないんですよ。だから、飛んでいった軌道通りに歩いて行って探すっていうのが正しいんです。

【堀江】 そうなんですね。僕ね、(ゴルフを)始めてまだ一ヶ月くらいの時に瀬戸内海(GC)に行ったんですよ。あそこはヤバイっすね。風は強いわ、ボールは見つからないわ。

【三田村】 そんなコースがスコットランドには山ほどあって。ただ、瀬戸内海との大きな違いは周りの景色、それから季節によって違うんだけど空気の重さとか、さらにセルフの手引きカート。これはハマりますよ。

【堀江】 ハマりますか。

【三田村】 うん。なんていうのかなぁ。僕もこんな世界に入っていて、そんなにゴルフはやらない方なんだけど、リンクスで手引きでやったらゴルフってほんとに面白いなって。これは、なんとも言えないです。

【堀江】 へー。やっぱり行くしかないですね。

【三田村】 アメリカのコースと雰囲気が全然違って対照的で。アメリカって“勧善懲悪”、“パワー・イズ・ナンバーワン”ってコースの作り方なんですよ。ナイスショットは報われないといけないし、飛ぶ人間がしっかり有利なポジションにあるっていう。ところが、スコットランドのコースってフェアウェイにマウンドがたくさんあって、ナイスショットしてもキック次第でとんでもないところに行っちゃったり、バンカーに入ったりする。ナイスショットが報われるだけが人生じゃねえだろう、みたいなね。ミスショットしてもチャンスがある。それも人生、あれも人生みたいなことを感じさせてくれるコースがリンクスに多い。だから、オタクには向いている。僕はオタクだけど、ずっと自分の世界に18ホールいられるみたいな。

【堀江】 最近の僕の腕だと結構厳しいっすね。

【三田村】 そうでもないです。ただ飛んで曲がるっていうのが一番辛いですけどね。

【堀江】 僕、飛ぶときは曲がらないんですよ。曲がると飛ばないんで。

【三田村】 1年に100ラウンドくらい?

【堀江】 いやいやいや、1年に300ラウンドです。

【三田村】 うっそ!

【堀江】 300は余裕で越えてましたね。連続で14日間やりましたから。全部歩きで。やるのは、だいたい18ホール。ゴルフだけが目的じゃないですから。まず18ホールやって、お風呂入って、夜は飲みに行くって全部セットで。

【三田村】 年間300ってありえないですね。

【堀江】 ありえないです。夏は北海道に行って、昼からやるんです。12時くらいからスルーで回って、メシ食って、夜飲みに行って朝まで飲んで、また昼から行くっていう。

【三田村】 ただゴルフをやって帰って来るんじゃなく、その土地の旨いものを食って、酒を飲んでっていうのも、全体としてゴルフって括りがするんですね。

【堀江】 そうですね。ゴルフが縁でいろんな人たちに出会えて良かったですよ。レッスンプロの人たちとか、プロゴルファーの人たちとか。

(第3回につづく)

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