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<堀江x高岡 2>「“ポジティブなニュースをブランドでどう作るか”ということが、これから求められるクリエイティビティだと思う」

2014/09/09 10:00

ネスレ高岡浩三社長x堀江貴文 対談その2(全4回)

打ち上げたポッキー号を回収する堀江貴文氏とスタッフたち(提供:SNS株式会社)

【堀江】まあ、今はまだ実験をたくさんやっている途中で、収益も僕がほとんど投資をしてやっているんで、結構きついなと思っていた時にある代理店さんがスポンサーさんを見つけてくれたんです。

【高岡】はいはいはい。

【堀江】それで、ポッキー号っていうのを飛ばしたんです。

【高岡】なるほど、形も似ているし良いじゃないすか(笑)

【堀江】ポッキーカラーリングとかプリッツカラーリングにして。11月11日ってポッキーの日ですよね。

【高岡】知っています、はい。

【堀江】11月11日の午前11時11分11秒に、高度1111メートルにポッキー号を打ち上げるっていうのをやったんです。

【高岡】なるほど、面白い。

【堀江】去年の11月11日にやったんですけど大成功して。ウェブとのキャンペーンで全部連動させて。

【高岡】結局ニュースじゃないですか。

【堀江】そうなんですよ。もうひとつは、多分ネタだと思うんです。僕、今から10年ぐらい前にライブドアブログっていうのを立ち上げたんです。その時に思ったのは、毎日のブログってみんな「いやーネタがないから書かないよー」なんて言っていたんですけど、ネタを投下してあげると返ってくる。

【高岡】なるほどー。

【堀江】だから、あの日ってポッキーが本当に店頭からなくなるんですけど、みんなあの150円ぐらいのものを買って「今日はポッキーの日だからポッキーを買ってみました」みたいなことをブログやツイッターに書いたりする。ニュースを作るって多分そういうことで、ネタを提供してあげるっていうのが大事だなと思っています。

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