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AIを駆使した波型フェース 「エピック フラッシュ」シリーズ誕生

2019/01/08 18:23
左が「スター」、右が「サブゼロ」。ともに「ジェイルブレイクテクノロジー」を継承する

キャロウェイゴルフ(東京都港区)は8日、「GBB エピック」の後継機種「エピック フラッシュ」シリーズのドライバーを2月1日に発売することを発表した。

2年前に「JAILBREAK(ジェイルブレイク)テクノロジー」と呼ばれるヘッド内部を2本の柱でつなぐ構造で業界を席巻した「エピック」シリーズが、新たに革新的テクノロジーを搭載した。それが、クラブ開発ではじめてAI(人工知能)で導き出されたというフェース形状「フラッシュ フェース」だ。

通常フェースの裏側は平面をベースとし、スイートスポットの周辺がやや肉厚に造られるが、「フラッシュフェース」は左右非対称な波型の形状をしている。AI解析によりデザインされたフェースは、同社によれば「人間の常識と想像を超えた」飛びを生み出すという。

AIが導き出した形状。驚異のボール初速を生む「フラッシュフェース」

発表会見に出席した石川遼は、来週17日に開幕する国内ツアー「SMBCシンガポールオープン」からの投入に前向き。同席した上田桃子もテストを重ねている。

前機種と同じくドライバーは、スタンダード(「エピック フラッシュ」)、「スター」「サブゼロ」の3種類。スタンダードのみ数量限定で発売される。問い合わせは、キャロウェイゴルフ株式会社 お客様ダイヤル(0120-300-147)まで。

フェース面中央にミート率が上がりそうな模様。左上には「FLASH FACE」の文字