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タービュレーターで飛ばす!ピン「G30」シリーズを発表

2014/07/08 17:35

■タービュレーターで飛ばす!ピン「G30」シリーズを発表

タービュレーターが搭載された「ピン G30ドライバー」

7月7日都内某所にて、ピンゴルフジャパンが最新モデル「G30」シリーズを発表した。今回のドライバーのクラウン部分に突起物(タービュレーター)を搭載し、空気抵抗を軽減させることでヘッドスピードをアップさせる効果を狙っている。

(※タービュレーターとは:主に軽飛行機に使用されている翼面の突起物。翼面に対して故意に乱流を発生させ、抗力を減少させる効果がある。)

新素材フェース「T9S」チタンによる軽量化、薄肉化を計ることができフェースのたわみで飛距離アップが期待できるとのこと。またロフト調整機能によりロフト角が±1度変更できるので、弾道に合わせてチューニングすることが可能だ。

ヘッドの種類は「G30」と「G30 SF Tecドライバー」があり、後者はヒール側に大型ウエイトを配置することで捕まりを良くしている。本体価格はどちらも税抜48,000円。

■プロが早くも実践で証明!ピン「G30」の実力とは

全英オープンでは塚田選手がG30ドライバーを使用するとのこと。活躍が期待される

先日行われた米国男子ツアー「ザ・グリーンブライアークラシック」にて、同社契約プロのアンヘル・カブレラ選手が優勝し、早くも実践で結果を残している。カブレラ選手は練習日にて前作と比較テストしたところ結果がよく、すぐにドライバーとフェアウェイウッドを差し替えたとのこと。また、日本人プレーヤーでは塚田好宣選手が、7月の全英オープンにて使用する予定だ。

■飛距離性能が向上したフェアウェイウッド&ユーティリティ

フェアウェイウッドにもドライバー同様の機能がついており、飛距離アップが狙える

フェアウェイウッド(※以下FW)はドライバー同様にタービュレーターが搭載されており、フェースには高強度かつ軽量のカーペンター475スチールフェースを採用することで飛距離アップを狙っている。また±1度のロフト調整機能がついているので、自分のクラブセッティングに合わせ飛距離の階段をつくれるのはゴルファーにとってありがたい。

ユーティリティ(※以下UT)は、約900度の熱処理を加えた17-4ステンレススチールフェースにより極薄化を図り、高弾道と飛距離アップを狙っている。

本体価格はFWは税抜32,000円。UTは税抜28,000円(カーボン)、25,000円(スチール)。

■ストロングロフトと新構造で飛距離アップ

ピン独特のアイアン形状を踏襲しつつ、飛距離性能が大幅にアップ

ピンアイアンの十八番であるグースネック形状はそのままに、飛距離アップして帰ってきた。5番アイアンでロフト角24度(7番で30.5度)というストロングと極薄フェース設計で飛距離アップを狙っている。また丸くなったリーディングエッジ、ソールは薄く、バウンス角は大きくすることで、振りぬきの良さを維持したまま、ミスにも強いアイアンとなっている。本体価格は税抜1本12,500円(スチール)、15,500円(カーボン)。