3月16日再発売へ、ヤマハ『RMX』
2013/03/11 19:15
ヤマハはこのほど、全品回収に踏み切った『インプレスX RMX』ドライバーを3月16日(土)より再販売することを決めた。
同商品は、昨年12月に発売されたが、ヘッドとシャフトの接合部に不具合が生じ、ヘッドが抜ける事例が3件あった。いずれも人身事故にはならなかったが、2月4日より出荷を停止した経緯がある。
2月12日より、販売店店頭商品を含む対象製品約7500本の無償点検・部品交換による対応を行ってきたが、店頭商品に関して全品の点検および部品交換が完了。販売済み製品の回収・点検・部品交換についても、3月11日時点で、販売数量の約77%に達したことから再販に踏み切ったもの。
同社によれば、
「関係者及び購入者に多大な迷惑をかけたことを深謝いたします。今後は品質管理に万全を尽くし、信頼回復に努めていきますが、今回の不具合によってシャフトとヘッドを別売りする『RMX』の基本姿勢は変えるつもりはありません。この手法はゴルファーに新たな恩恵を与えられると確信しています」
と話している。
なお、回収品は全品検査を行った後、シャフトとヘッドを接合するRTSウエイトの頭部に検査合格の印を付けて返送される。対策前の部品はウエイト頭部に「赤い点」を2つ施していたが、これを3つにすることで識別する。再販後も回収の告知を継続する方針で、ゴルファーに協力を呼び掛けていく。
【RMX(リミックス)ドライバー回収専用窓口】
●回収専用窓口フリーダイヤル
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[受付時間]10時~17時(土・日・祝日及び同社休日を除く)