ギアニュース

スーパーマン3代目も高反発の『EG00 III』

2011/11/08 18:30

北側物産プロテック事業部は11月上旬、スーパーマン3代目となる高反発ドライバー『EG00 III』のメンズモデルとレディスモデルを発売した。さらに来年1月には適合モデルも追加される予定だ。反発係数も0・870以上とリリースに表記するほどの飛距離に特化したドライバーだ。

リリースによれば、開発背景は次の通りだ。
「今春、JGFでの質疑応答時の、R&Aの見解では『違反クラブと、購入者が明らかに認識しうる表示があれば、販売を禁止する事は無い。それ以後は自己責任である』との解釈により、5%以下の『競技志向』のゴルフクラブではなく、この業界を支えてくれている、95%以上の楽しみ志向のゴルファーの為に開発しました」――。

飛距離性能を向上させたのは、徹底的なスピン量低減。ショートホーゼルや極薄クラウン(ケミカルハニカムミーリング)を採用して低重心化を行い、スイートスポットをフェース中心に下げることに成功。結果、スピン量が少なく低い強弾道で、キャリーとランを稼ぐ弾道を実現しているという。

また、ロフト設定は9度、10度、11度(レディスのみ)。同社はヘッドスピードが比較的遅いゴルファーにロフト10度、40m/sのゴルファーに9度を推奨する。ヘッドスピードが速くなるとスピン量が増加するが、これはロフトに大きく影響される。そのような観点から、ロフト毎にフェースの肉厚を変える「ヘッドスピード別肉厚フロー設計」を採用して、最適なボール初速を生み出す設計を施している。

価格は14万7000円。来年1月には適合モデルも発売予定で、こちらはロフト設定9度と10度。価格は12万6000円を予定している。

問い合わせは北側物産プロテック事業部へ、06-6701-5800。