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タイガー、シャフトを軽量化

2010/05/06 18:00
三菱レイヨン「FUBUKI Tour」を使用するタイガー・ウッズ。多少の方向性を犠牲にしても飛距離が欲しいようだ(Streeter Lecka /Getty Images)

タイガー・ウッズが軽量シャフトに変えたという情報が入った。ツアー復帰初戦の「マスターズ」では、グラファイトデザイン社の「Tour AD DI-75」を使用していたが、2戦目となる先週の大会「クエイルホロー選手権」では、三菱レイヨン社の「FUBUKI Tour 63」を使用していた。

タイガーが軽量シャフトに興味を持ち始めたきっかけは、親友のフレッド・カプルスがフジクラ社の軽量「スピーダー」を使用していたことだ。何度かテストしたところ結果がよく、軽量シャフトでいろいろと探していたところ、「FUBUKI Tour 63」で落ち着き、現在微調整に入っている。また、今年の「マスターズ」を制したフィル・ミケルソンが「FUBUKI Tour 73(X)」を使用していたことも、少なからず影響があったのかもしれない。

タイガーが使う「FUBUKI Tour」のスペックは、63グラムの(X)。先端をカットしており、通常より先は固く仕上がっている。方向性を多少犠牲にしても、飛距離優先で選んだドライバーが功を奏するのか、今週「ザ・プレーヤーズ」の戦いに注目したい。