オデッセイが新境地に挑戦
オデッセイが、また新境地を拓きそうだ。キャロウェイゴルフは5月から、オデッセイパターの新シリーズ『BACKSTRYKE(バック・ストライク)』を発売する。
ラインアップされるのは、『バック・ストライクMARXMAN』、『同2・BALL』(写真)、そして『同Blade』。価格はともに2万8350円。
『バック・ストライク』は安定したストロークと距離感をより正確に再現できる"新ストロークバランス設計"を採用したシリーズ。常識に捕らわれない独自のデザインとパッティングに関する長年の研究によって、カップインの確率を高めるために生み出されたものという。
製品特徴は、「フォワード・プレス スタビリゼーション」。このデザインは、シャフトがヘッド後方からフェースへ斜めに装着されたもので、グリップが自然とハンドファーストになるようにデザインされている。
よくプロはストロークを始める際にフォワードプレスするが、これはハンドファーストの方が低く長いストロークを実現でき、結果、強い球足でカップインの確率が高まるからだ。ただ、アマチュアの場合は、ハンドファーストにしてもロフトが立ったりフェースが開いたりして、なかなかスクエアな形を作れない。
一方、『バック・ストライク』は構えただけで自然とハンドファーストになるので、ロフトが必要以上に立たず、フェースもスクエアを維持できるというわけだ。アドレスやストロークの矯正もできる最新式のパターといえるだろう。
『バック・ストライク』はその他、真っ直ぐにストロークしやすい「新ストロークバランス」、安定したボールの転がりと最新のソフトフィーリングのボールにマッチする「ホワイトアイスインサート」などのニューテクノロジーも取り入れている。一度試す価値がありそうな、新シリーズの登場だ。
MARXMAN=ロフト角5度、ライ角69度、長さ32、33、34、35インチ(左用あり)、重さ360g
2・Ball=ロフト5度、ライ角69度、長さ32、33、34、35インチ、重さ360g
Blade=ロフト4度、ライ角69度、長さ32、33、34、35インチ 重さ360g