直角三角形のホーゼルを搭載 オデッセイ「TRI-BEAM パター」誕生

キャロウェイゴルフ（本社・東京都港区）は9日、オデッセイの新作「TRI-BEAM（トライ ビーム） パター」を4月下旬より順次販売することを発表した。2023年の国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の会場でお披露目され、契約プロの上田桃子や河本結らが実戦投入している。

目玉となるテクノロジーは、フェース面のねじれを抑制する新しい形状のホーゼルだ。モデル名にある「BEAM」は、建物内で上からの荷重を支える部材「梁（はり）」という意味を持つ英単語。ヘッドとシャフトを直角三角形の面でつなぐことで従来よりも広域でヘッドを支えることができ、ミスヒット時の左右の打点ブレに強い設計となっている。

ソールには、トウ側とヒール側の2箇所にウエートをそれぞれ搭載し、高慣性モーメントを実現。新形状のホーゼルと組み合わせることで、優れた直進性と安定性をもたらすという。また、フェース寄りにウエートを配置する浅重心設計により、高い操作性を備える。フェースには、心地良い打感と打球音を生む「ホワイト・ホット インサート」を採用した。

ヘッドのラインアップはスタンダードなブレード型「#1」、より直線的なブレード型の「#2」、幅が広めのブレード型「DOUBLE WIDE」、センターシャフトの「DOUBLE WIDE CS」、マレット型の「6M」、ツノ型「#7」の計6モデル。長さは全モデル33、34インチで、税込価格は4万2900円。シャフトはいずれも「STROKE LAB（ストローク ラボ）」を装着。問い合わせは、キャロウェイゴルフお客様ダイヤル（0120-300-147）まで。