“カーボンボディ”採用 ブリヂストン「B3ドライバー」7月発売
ブリヂストンスポーツ株式会社(本社・東京都中央区)は、2021年より展開する「B」シリーズより、ボディ全体にカーボン素材を採用した「B3(ビースリー)ドライバー」を7月29日に発売する。
「B1/B2」に続く新作は、「B3 SD(エスディー ストレートドライブ)ドライバー」と「B3 DD(ディディ ドロードライブ)ドライバー」の2タイプで展開。最大の特徴は、ボディをカーボン素材で一体成型する「カーボンモノコックボディ」を採用した点だ。ヘッド全体の軽量化により生まれた約40gの余剰重量を最適配分することで、慣性モーメントの最大化と、タイプ別に理想の弾道を生む重心設計を可能にしたという。
「B3 SD ドライバー」は、ヘッド内部のソール後方に比重を置き、“軽いのにブレない”性能を追求。「B3 DD ドライバー」は、ヒール寄りに比重を寄せ、重心アングルを最大化させることで“軽いのにつかまる”性能を特徴とする。「B1/B2」を含め、プレーヤーが求める弾道によって選べるタイプの幅が広がった。
また、従来の「B」シリーズで採用してきたテクノロジーも進化を遂げた。フェースの一点を裏側から支えて反発力をルール上限近くまで高める「SP-COR(サスペンションコア)」は、フェースのさらなる薄肉化によって効果を増し、フェース左右の反発性能を向上させることに成功。ソールの剛性を高めてクラウンをたわませる「ブーストパワー テクノロジー」、フェース周辺をたわませる「パワースリット」にも改良が加えられた。
いずれもヘッド体積は460cc、ロフト角は9.5度と10.5度。純正シャフトは「TENSEI BS Red 40」で長さ45.75インチ、硬さはRとSR。特注の「TENSEI BS Black 40」はS、「TENSEI BS White 50」はRのみ。税込価格はすべて9万6800円。問い合わせはブリヂストンお客様コールセンター(0120-116613)まで。