2012年 ホンダ LPGAタイランド2012

正反対でもほぼ互角!ヤニと宮里のプレースタイル

2012/02/18 21:41
プレースタイルは違っても、互角に戦えるのがゴルフの面白いところだ

女子の世界ランク1位はヤニ・ツェン(台湾)で、男子はご存じルーク・ドナルド(イングランド)。「ホンダLPGAタイランド」3日目にヤニと同組で回った宮里藍が、ルークとかぶって見えたのは、やはりそのプレースタイルが似ているからだろう。

この日は特にそのスタイルの差が鮮明だった。ショットでピンそばにつけてバーディを奪うヤニに対して、宮里は3度のチップインと5m前後の微妙な距離のパットをことごとく沈めていく。ドライバーの飛距離で圧倒され、2打目でヤニの鮮烈なショットを見せつけられても、先に宮里がグリーンの外からバーディを奪っていく姿はゴルフの奥深さを象徴していた。

宮里はルークについて「彼のゴルフはすごい好きです。特にスイングであまりパワーを感じないけど同じリズムで毎回打てているのは勉強になるし、PGAツアーなんてもっと飛ぶ選手がいっぱいいるだろうけど、飛ばなくてもアメリカと欧州ツアーで賞金王になれるのはすごいことで、その辺はやっぱり精神力だったり、ショートゲームだったり、マネジメントだったり、そういうものがうまいんだろうなという印象なので、見習う部分はいっぱいありますね」。

この日のラウンド中、たくさんの会話をしたというヤニと宮里の二人。全くタイプが違うだけに一緒に練習したら得ることも多いだろうね、ということで意見は一致したという。「それと」と宮里。「ヤニに“飛距離伸びたね”って言われたのが、私的には一番うれしかったです」とほほ笑んだ。明日の最終日、最終組で再び相まみえる二人がどんな戦いをしてくれるのか、いまから実に興味深い。(タイ・チョンブリ/今岡涼太)

■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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