宮里美香、ちょっと寂しい公式会見
2010/06/26 13:29
開幕前には、初の世界ランク1位に立った“AI MIYAZATO”に注目が集まっていた「LPGAチャンピオンシップ」。予選ラウンド2日間を終えて、日本勢の中で主役を張っているのはもう一人の宮里、“MIKA MIYAZATO”だった。
「今週は1打1打にすごく集中できている」という美香。先日の記事でも取り上げたが、開幕前からコースとの相性の良さを常々口にしており、「自信を持って打てているのが大きいと思う」と、技術よりもメンタル面での優位性を口にする。
もちろん、多くの練習をこなしているという裏づけがあってこその自信だ。今週から、コーチの指導により3、6、9フィートそれぞれの位置にティを立て、3球ずつボールを打つパッティング練習を取り入れている。1つでも外せば最初から・・・。「すごいフラストレーションが溜まるんですよ!でも、だからパットも自信を持って打てているのかな」。初日終了後も、19時までパッティンググリーンで四苦八苦していたという。
この日のホールアウト後、LPGAの要請により公式会見が行われた。だが、参席したほぼ全員が日本メディアで、現地メディアはほとんどいなかった。基本的に質疑応答は英語に限られているが、「もう、日本語でいいんじゃないですか?」と笑顔。ちょっとした寂しさを感じたのは筆者だけではないだろう。明日は、会見場を現地メディアで埋め尽くして欲しい!(編集部:塚田達也)
■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。