クラブの新規契約を結んだ選手が、揃って活躍!
2010/03/19 19:52
今年からクラブ契約メーカーを変えた若手が、揃って好スタートを切った「Tポイントレディス」初日。まずは、PINGと契約を結んだ一ノ瀬優希が首位に1打差の2位タイ。さらにヤマハと契約を結んだ綾田紘子(5位タイ)、黄アルム(10位タイ)も上々の滑り出しを見せている。
綾田は学生の頃から一部ヤマハのクラブを使用しており、その流れもあった事に加え「担当の方にアマチュアの頃から面倒を見てもらって、すごく信頼できます」と、アマ時代から築かれた強い絆も決め手になったという。「(契約を結んだことで)気合を入れさせてくれた、という感じですね。いい刺激になったし、プレッシャーではなく自信にもなりました」と笑顔で話す。
一方の一ノ瀬は、「契約するまでは、PIGNってそんなに知りませんでした」と意外な返答。2月にアメリカにあるPINGの本社へ行く機会があり、「PINGって凄いんだな」と初めて知ったという。「クラブは見た目重視。PINGのクラブは顔が好き」と話す一ノ瀬。クラブの性能もフィットしているようで、「打ちやすいですよ」と、早くも結果を生んでいる相棒にご満悦だ。
記憶に新しいのは、先週に4年ぶりの優勝を手にしたウェイ・ユンジェ。今年からホンマと契約を結び、担当者が「クラブへのこだわりの強い方」と評すウェイからは、いつも多くの要望が届くという。クラブを変えて臨むシーズン序盤、素人目には大きな不安を感じてしまうが、そこを凌駕するのがメーカーとの信頼関係なのだろう。(編集部:塚田達也)
■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。