片山晋呉のキャディに、あの美人ゴルファーが!
7日に開幕した「日立3ツアーズ選手権」は、国内男女、シニアの3大ツアーから選抜されたスタープレーヤーの競演も見所の1つ。上田桃子、谷口徹、室田淳と3人の賞金王が出場しているほか、尾崎健夫や中嶋常幸ら個性豊かな選手も加わり、会場は笑い声の絶えない和やかなムードに包まれていた。
この雰囲気作りに一役買ったのが、人気女子プロゴルファーの北田瑠衣。ただし、選手ではなく片山のキャディとしての登場。それも、生涯“初キャディ”というから驚きだ。小柄な体に乗せるようにキャディバッグを担ぎ、懸命に片山の後を追う北田。ホールアウト後は、「キャディバッグにお菓子が入っていたんですけど、食べる暇がありませんでした。改めてキャディって凄いなあ、って思いましたね。(選手は)みんな、一度はやってみた方がいいですよ!」と、疲労困憊の様子だった。
事の発端は、国内男子最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。片山の応援に駆けつけた北田は、片山のプレーを近くで垣間見て「すごく勉強になりました」と感銘。その翌日、片山に“キャディをやりたい”という旨のメールを送り、今大会で早くも実現したとのことだ。
最終ホールでは、北田に代わって片山が自分のバッグを担いでグリーンに登場。「テレビに映りたかったから」と、チームメイトやギャラリーから笑いをとっていた。今大会は明日までの2日間競技だが、翌9日(日)にはプロアマ戦が組まれており、「プロアマ戦も担ぎますよ!」と意気込む北田。彼女が持つ明るく可憐な雰囲気が、華やかな大会に一層の彩りを与えている。(編集部:塚田達也)
■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。