復活Vを狙うウッズ「大会に出る以上は勝利を」
2017/02/02 10:16
◇欧州男子◇オメガドバイデザートクラシック 事前情報(1日)◇エミレーツGC(UAE)◇7328yd(パー72)
ツアー復帰2戦目となるタイガー・ウッズが1日、公式会見で「勝つことが目標というのは変わらない」と意気込んだ。
腰痛などを理由に離脱していたウッズは、前週の米国男子ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」(予選落ち)で1年5カ月ぶりにツアー復帰した。アメリカから長距離の移動を挟んでの連戦となるが、「痛みなくスイングできている」と笑顔。「今のスイングはリズムが良いか、綺麗なフォームか、ということよりも、痛みを感じないことが大切」と現時点で目指すスイング像を語った。
会見では、前週閉幕した男子テニスの「全豪オープン」で半年ぶりに公式戦復帰し、18度目の4大大会制覇を遂げた35歳のロジャー・フェデラーにも言及。41歳になった自身の境遇と重ねながら、「年を重ねると試合運びなどを変えなきゃいけなくなる。彼はそれをやり遂げた」と称えた。
「前週に同組だったジョンソンは340ydほど飛ばしていた。デイから『僕らには出来ないね』って言われてね。でも50台を2度も出したジム・フューリックは平均270ydほどの選手。色々な方法がある」。
4大メジャーや世界選手権(WGC)シリーズを除くと、ウッズの欧州ツアー出場は3年ぶりとなる。予選ラウンドでは、前年覇者で昨年の「マスターズ」王者のダニー・ウィレット、ツアー通算3勝のマシュー・フィッツパトリック(ともにイングランド)と同組となった。
「しっかりプレーできても、思ったようにプレーできなくても関係ない。大会に出場する以上は”勝利”を狙う」と力強く宣言し、復活優勝に向けて意気込んだ。