2013年 ネルソン・マンデラ選手権

開幕を前倒し タイトル防衛を狙うジェイミソン

2013/12/11 15:48
連覇を狙うジェイミソン。元大統領の逝去直後の冠大会とあって、注目が集まる。(Getty Images)

ネルソン・マンデラ選手権のディフェンディングチャンピオンであるスコット・ジェイミソンは、南アフリカで開催される同大会のタイトル防衛が叶えば、これに過ぎたる光栄はないと明かした。

ダーバンのマウント・エッジコーム・カントリークラブで行われるこの大会の開幕直前に、かつての南アフリカ共和国大統領は、享年95歳にして永眠の床についた。これに伴い、日曜日に執り行われるマンデラ元大統領の葬儀と大会の最終日とが重ならないよう、大会の開始は水曜日に前倒しされる配慮が取られる運びとなった。

2010年にチャレンジツアーからヨーロピアンツアーへの昇格を果たしたジェイミソンは、12ヶ月前に初めて開催され、雨天のため36ホールに短縮されたこの大会で、ヨーロピアンツアー初優勝を飾っている。

ジェイミソンは、1年前の歓喜を再び味わうのは容易でないことを承知しているが、2013年シーズンは31大会に出場し、その内21大会で賞金を獲得しているだけに、自身のゴルフは進歩を見せていると感じているようだ。

「昨年の成績は大いに自信になりました」と、ジェイミソンは暦の上では今年最後となる今大会を前にBBCラジオ・スコットランドに語った。「年々進歩を遂げています。昨年は2つのメジャーとWGCに出場できましたからね」

「どんな大会であれ、ネルソン・マンデラの名が冠されているのは素晴らしいですね」「亡くなったばかりですから、間違いなくこの大会も意味深いものになりますよ」「もしタイトルを防衛できれば素晴らしいですし、たいへんな名誉でもありますね」「激しい戦いになるでしょうね。特に、多くの南アフリカ人選手が出場するという点においてそう思いますよ」

「タフな1週間になるでしょうけれど、(タイトル防衛に向けた)挑戦を楽しみにしていますよ」

2013年 ネルソン・マンデラ選手権