2024年 ヒーローインディアンオープン

中島啓太「自分のゴルフを褒めたい」 3連続ボギー締めでも“完全V”

2024/04/01 07:15
前半6番で約10mのバーディパットを沈めてガッツポーズ (Jason Butler/Getty Images)

◇欧州ツアー◇ヒーローインディアンオープン 最終日(31日)◇DLF G&CC(インド)◇7416yd(パー72)

今季からDPワールドツアー(欧州ツアー)に加わった中島啓太が、ルーキーシーズン6試合目でツアー初優勝を飾った。日本人では青木功松山英樹久常涼星野陸也に次ぐ5人目の達成。「すごくうれしいです。プロになって初めて勝ったような気持ち。かなり自信になったし、これからも勝ち進めて行けるように頑張りたい」と話し、4日間首位を守り切る4打差の圧勝を喜んだ。

3日目まで「65」「65」「68」と好スコアを並べ、最終ラウンドは「73」と1つ落としたものの、それまでの貯金が大いに生きた。4打リードから出た前半アウトは1番、4番(パー5)でバーディを奪取。6番では約10mのバーディパットを流し込みガッツポーズ。リードを8打に広げてサンデーバックナインに向かった。

後続がスコアを落としたこともあり、10番終了時点でリードは最大の9打に開いた。しかし、「少し緊張して大変だった」と振り返る後半に荒れた。初日から3日ともボギーだった “鬼門”の14番でダブルボギーをたたき、5打差に。さらに16番(パー3)から3連続ボギーフィニッシュになったが、最後まで追いつめられるまでには至らなかった。

「後半はタフなホールが多い中でボギーやダブルボギーを打ったのは悔しいけれど、前半や3日間の貯金があったので自分のゴルフを褒めたい」。最後は50センチのウィニングパットを沈めてキャディと笑顔でハグ。2021年「パナソニックオープン」のアマチュア優勝、23年「ASO飯塚チャレンジド」のプロ初優勝で見せた涙はなかった。

涙はなかった(Luke Walker/Getty Images)

大会前に90位だった年間ポイントランキング(レース・トゥ・ドバイ)は、13位にジャンプアップした。「トップ10に入って2025年のPGAツアーに出場したいです」と、かねて掲げてきた目標を改めて口にした。有資格者を除くポイントランク上位10人に付与される、来季PGAツアーの出場権獲得に大きく前進。昨シーズン、久常涼が歩んだ同じ米国行きのルートに向けて、大きな一歩を踏み出した。

2024年 ヒーローインディアンオープン