日本勢敗れる!欧州が2連覇を達成!
欧州選抜とアジア選抜によるチーム対抗戦「ザ・ロイヤル・トロフィー」の最終日が14日(日)、タイ・バンコクのアマタ・スプリングスGCで行われた。各チーム8名ずつによる団体戦で、勝利者(ペア)には1ポイント、引き分けの場合は0.5ポイントずつが与えられる。この日は、18ホールマッチプレーでのシングルス戦8試合が行われた。
2日目を終えて5ポイントの大差を付けられ、1敗も許されない崖っぷちの状況で最終日を迎えたアジアチーム。序盤から優位に立つためのキーマンとして、トップスタートに任命されたのは谷口徹だった。イングランドの強豪、リー・ウェストウッドに8番まで1UPリードしていたが、後半に入りウェストウッドがバーディラッシュ。結局15番を終えた時点で4UPのリードを許し、早々と敗れ去ってしまう。
2組目のP.ミーサワット(タイ)は、ダレン・クラーク(北アイルランド)と引分け0.5ポイントずつを分け合うが、続くタイのT.ウィラチャンが敗退。この時点で2対9と差は7ポイントに開き、残り5試合を残してアジアチームの敗北が決まった。
6組目に登場した平塚哲二もアンソニー・ウォール(イングランド)に敗れ、谷口とともに3日間を通して1勝も挙げられないという散々な結果に終わった。
結局、最終日も欧州チームが5勝1敗2分けとポイントを稼ぎ、計6ポイントを獲得。3日間トータルのポイントを12.5対3.5とし、前年度に続く2連覇を達成した。対するアジア選抜は、前年度の雪辱を晴らすどころか前年以上の惨敗を喫し、悔しさばかりが募る結果に終わった。
■最終日
(獲得ポイント)欧州選抜 アジア選抜(獲得ポイント)
(1) L.ウェストウッド ○4&3 谷口徹
(0.5) D.クラーク △ EVEN △ P.ミーサワット (0.5)
(1) P.マギンリー ○2&1 T.ウィラチャン
(1) J.エドフォーズ ○3&2 S.Kホ
(0.5) H.ステンソン △EVEN △ Y.Eヤン (0.5)
(1) A.ウォール ○4&2 平塚哲二
(1) R.カールソン ○3&2 J.Mシン
N.ファス 2&1 ○ T.ジャイジー (1)
(6) 合計 (2)
■獲得ポイント
チーム/初日/2日目/最終日/合計
欧州選抜/3.5/3/6/12.5
アジア選抜/0.5/1/2/3.5