ギャラリー計1300人の入場計画が一転白紙に/欧州ツアー
2020/09/26 16:35
欧州ツアーは26日までに、10月1日から4日間の日程で開催する「アバディーンスタンダードインベストメント スコットランドオープン」(スコットランド・ルネサンスクラブ)で予定していたギャラリー入場計画を破棄した。
同ツアーは新型コロナウイルス感染拡大のため、3月から中止や延期を重ね、7月「オーストリアオープン」から無観客で再開した。今月18日にスコットランドオープンの3日目(土)と4日目(日)のみ、選手やキャディ、大会関係者に加えて、各日最大650人(計1300人)の観戦者を入場させると発表していた。
しかし、イギリスのボリス・ジョンソン首相が22日に「自制心と決意」を求める新たな感染拡大防止対策を発表。「ここで対策を取らなければ、さらに厳しい制限が必要になる危険性がある」と警戒を示し、開催地のスコットランドでは飲食店の閉店時間の前倒しや他世帯を訪問することが禁じられることになった。
同ツアーは声明の中で「スコットランド政府と緊密に協力して、強力で徹底的な計画が実施され、トーナメントは非公開になります。再びファンの皆さまを迎えることができることを楽しみにしています」と発表した。