マキロイが世界ランクと生涯賞金で2位浮上
2016/03/08 10:42
前週の「WGCキャデラック選手権」で勝利こそ逃したものの、ロリー・マキロイにとって、同大会での成績により、世界ランキングと欧州ツアーの生涯獲得賞金リストの両方で2位に浮上したという事実は多少の慰めとなるかもしれない。
マキロイはトランプナショナルドラールでの3日間を終えた時点で3打差の首位に立っていたが、風の吹き荒れた最終日に豪州のアダム・スコットに逆転で優勝をさらわれた。スコットは自身2度目のWGC制覇を果たしたことにより、世界ランクを6位に上げている。
その4ランク上に位置する北アイルランドのマキロイは、マイアミでダニー・ウィレットと並ぶ3位タイに入ったことで、スコットの同胞のジェイソン・デイを世界ランクで追い抜き、頂点をかけた戦いでジョーダン・スピースに次ぐ位置を確保した。
マキロイは今大会で賞金43万6393ユーロ(約5450万円)を獲得しており、これで生涯獲得賞金が2886万5227ユーロ(約36億円)となり、入れ替わりで3位になったアーニー・エルスに43万5800ユーロ(約5440万円)の差をつけた。生涯獲得賞金リストのトップは、依然として3135万9189ユーロ(約39億円)のリー・ウェストウッドとなっている。