2015年 マスターズ

14個の数字で振り返る2015年マスターズ初日

2015/04/10 10:02
コースレコードにあと1打まで迫ったJ.スピース。3打差をつける単独首位で飛び出した(Ezra Shaw/Getty Images)

今年最初のメジャー初日はすでに過去のものとなったが、十分に我々を楽しませてくれた。ここに、オーガスタナショナルGCでの初日を通して浮かび上がった数字にまつわる事実を紹介することとする。

「64」 ジョーダン・スピースによる初日のベストスコア。これはオーガスタのコースレコードまであと1ストロークのスコアだった。

「5」 スピースはこれまでのキャリアで「マスターズ」では5ラウンドしているが、その5ラウンドを通してリーダーボードのトップ5圏内を維持し続けている。各ラウンド後の順位は、5位、3位、1位、2位、そして本日の1位だ。

「9」 スピースがこの初日のラウンドで奪ったバーディ数。フィールドの誰よりも2つ多くバーディを奪っており、21歳としてはこれまでのメジャーの歴史の中で史上最多記録となった。

「16」 初日を「70」でラウンドしたビリー・ホーシェルによるパーオン数。これは本日の最多パーオン数である。

「302」 2014年の「全英アマチュア選手権」王者であるブラッドリー・ニールのドライバー平均飛距離。19歳のニールは、この日の計測ホール(5番、15番)で平均300ヤードを越えた3選手のうちの1人であり、残る2人はダスティン・ジョンソンJ.B.ホームズだった。

「327」 ロリー・マキロイによるオープニングホールのティショットの飛距離。これは彼にとってはこの日最長となった。これぞアドレナリンの成せる業!

「13」 マキロイのフェアウェイキープ数。これはこの日一番の数字。この日マキロイがフェアウェイを捉え損ねたのは、ドライバーで打ったティショットを左のクリークへ落とした2番ホールのみだった。

「9」 世界ナンバーワンのマキロイによるメジャーでの連続アンダーパーラウンド記録。これは彼のキャリアにおける連続記録として最長。

「65」 トム・ワトソンの年齢。今日のオープニングラウンドを「71」でラウンドしたワトソンは、「マスターズ」でアンダーパーのラウンドを記録した史上最年長プレーヤーとなった。

「64」 初日は全体で7つのイーグルが出たが、そのうちの1つであるダニー・ウィレットが13番で沈めたイーグルパットのフィートによる距離(64フィートは約20メートル)。初出場にしてあの名高いパー5でのイーグルはご立派!

「10」 ジョーダン・スピースマット・クーチャー、そしてカミロ・ビジェガスによる本日のアーメンコーナー(11~13番)の最少ストローク数。

「3」 この日の11番でのバーディ数。このバーディ数は全18ホールの中で最少。パトリック・リードヨナス・ブリクスト、そしてブレンドン・トッドのみがこのホールを3打で上がった。

「4.65」 本日最も難易度が低かったパー5の15番ホールの平均スコア。初日はバーディの数(43)がパーの数(42)を上回った。

「73.4」 木曜日の平均スコア。出場97選手中30人がアンダーパーでラウンドし、11人が「70」を切った。

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