2021年 全米プロゴルフ選手権

「全米プロ」で距離測定器の使用を許可

2021/02/10 18:33
2021年「全米プロゴルフ選手権」フラッグ(Gary Kellner/The PGA of America via Getty Images)

全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)は主催するメジャー3大会で距離測定機の使用を許可すると発表した。5月17日から23日にキアワアイランド(サウスカロライナ州)で開催される「全米プロゴルフ選手権」を皮切りに距離測定機の使用が認められることになった。

「全米プロ」はPGAオブ アメリカが主催するメジャー3大会で最初に開催される大会で、5月の「全米シニアプロ選手権」、「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」でも使用が認められる。

PGAオブ アメリカのジム・リチャーソン会長は「我々は、主催するチャンピオンシップのプレーの流れを向上させる方法に常に興味を持ってきた。距離測定機の使用はすでにゲームで一般的なことになっており、ゴルフ規則の一部にもなっている。選手やキャディは、以前から練習ラウンドにおいて、距離測定機を使用して必要な距離を測ってきた」と述べた。

PGAオブ アメリカ主催の選手権において、選手とキャディが使用する機器は、その使用方法と機能がゴルフ規則に準拠する必要がある。

規則4.3a (1)
距離や方向の情報。
・認められる:距離や方向に関する情報を得ること(例えば、距離計測機器やコンパス)。
・認められない:高低差を計測すること。または、距離や方向の情報を解明すること(例えば、プレーヤーの球の位置に基づき、推奨されるプレーの線やクラブの選択に関する情報を得るために機器を使用すること)。

2021年 全米プロゴルフ選手権