2017年 ライオネスオープン

アギラーが2打差の首位で大会を折り返す

2017/06/10 09:00
首位を守ったアギラー。このまま逃げ切れるか(Warren LittleGetty Images)

「ライオネスオープン」は、木曜に「65」をマークしたフェリペ・アギラーが金曜を「70」でラウンドし、2打差の首位で大会を折り返す展開となった。

金曜にダイアモンドCCを4バーディ、2ボギーで回ったチリのアギラーは通算9アンダーとし、初日に築いた2打差のリードを守った。

通算7アンダーの2位には、午後スタートで5バーディ、2ボギーの「69」をマークしたグレーム・ストームがつけている。

その1打後方の3位タイにはイングランドのオリバー・フィッシャーとスウェーデンのヨハン・カールソンが続いており、通算5アンダーのグループには、この日、コースレコードに並ぶ8アンダーの「64」をマークしたデービッド・ホーシーがつけている。

初日首位のアギラーは、10番からスタートすると、12番でボギーを叩いて通算6アンダーに後退した。

しかし、アギラーは15番、そして16番と続くバックナインのパー5で連続バーディを奪って盛り返し、通算8アンダーとした。

その後、4番で6メートルのトリッキーなバーディパットを沈めたアギラーは、6番、7番と連続してバーディパットをわずかに外した。

42歳のアギラーは、8番で2打目をピン側3メートルにつけると、このバーディパットを沈め、通算10アンダーまでスコアを伸ばした。

しかし、9番でティショットがトラブルに陥ったアギラーはこのホールをボギーとし、通算9アンダーで週末を迎えることとなった。

アギラーは「5ホールを終えた段階で風が強まり難しくなった。それに、グリーンは硬く、寄せるのが難しかったし、毎回10ヤード少なく見積もって打たなければならなかった。特にフェアウェイを外したときはそうだったね」と述べた。

「だから、とても難しかったし、残念ながらボギーフィニッシュになってしまったけれど、全体的にはとても良いラウンドだった。今日は、ミスは避けられなかったけれど、幾つかバーディも来るということを念頭に置いておかなければならなかった」。

「これまでも良いプレーはできていたのだけど、スコアに結びついていなかった。パッティングは良くなったし、特にアイアンショットとティショットが良くなった。ここ8週間は大分良いプレーができていたのだけど、スコアが出ていなかった。違いは自信だと思う。今週は自信を持ってプレーできている」。

「まだ先は長いけれど、とにかく優勝争いをする位置でプレーしたいし、その上で週末はどうなるかというところだね」。

アギラーと3打差でスタートしたストームは、スタートダッシュを決め、2番と4番でバーディを奪って通算6アンダーとした。

イングランドのストームは9番でこの日最初のボギーを叩くも、10番で直様バーディを奪ってバウンスバックした。

11番で2つ目のボギーを叩いたストームは、13番と16番でバーディを奪って通算7アンダーとすると、18番では長いパーパットを沈め、アギラーとの2打差を保った。

「とても難しかった。風が吹き荒れていたし、フェアウェイもグリーンもかなり硬くなってきた」とストーム。

「今日も少してこずってしまった。正しいスイングができているとか、あるいは素晴らしい球が打てているようには感じていないんだ」。

「とにかくベストを尽くしてスコアをまとめようとしているだけだけど、若干運にも助けられているね」。

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