2014年 アルフレッド・ダンヒル選手権

ブランデン・グレースの勝利が意味する事実

2014/12/16 09:14

アルフレッド・ダンヒル選手権

・グレースにとってヨーロピアンツアー121回目の出場にして同ツアー5勝目。

・「レース・トゥ・ドバイ」の合計獲得ポイントが237,750ポイントに。

・公式世界ゴルフランキングが117位からトップ90圏内に上昇。

・2012年の「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」以来のヨーロピアンツアーでの勝利。

・日数にすると、これは2年と68日ぶりの勝利。

・この優勝により、セントアンドリュースで勝利した2012年以来の最高成績だった2013年の「アバディーン・アセットマネジメント・スコットランドオープン」と2014年の「ボルボ・ゴルフ・チャンピオンズ」での2位を更新。

・彼にとって3度目の南アフリカでのヨーロピアンツアー制覇となった。彼はこれまで2012年の「ヨハネスブルクオープン」、2012年の「ボルボ・ゴルフ・チャンピオンズ」、そして2015年の「アルフレッド・ダンヒル選手権」で優勝を果たしている。

・「アルフレッド・ダンヒル選手権」では6回目の出場にして初優勝。

・この勝利により、これまでの「アルフレッド・ダンヒル選手権」の最高成績だった2013年シーズンの12位タイを更新。

・「アルフレッド・ダンヒル選手権」ではこれで南アフリカ勢が4連覇を達成。同大会では2011年の11月にガース・ムルロイが優勝を飾り、2013年と2014年はチャール・シュワルツェルが連覇を飾っていた(2012年は大会が不開催)。

・「アルフレッド・ダンヒル選手権」史上、7人目の南アフリカ人選手による優勝。ちなみにそれは、チャール・シュワルツェル(2005、2013、2014年)、アーニー・エルス(2006年)、リチャード・スターン(2009年)、ガース・ムルロイ(2011年)、そしてブランデン・グレース(2015年)の7人。

・「アルフレッド・ダンヒル選手権」では初となる初日から首位を譲らないワイヤー・トゥ・ワイヤーでの優勝。

その他の事実

・グレースにとってヨーロピアンツアーでは2度目のワイヤー・トゥ・ワイヤーでの勝利。2012年の「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」でもワイヤー・トゥ・ワイヤーを果たしており、この時も2015年の「アルフレッド・ダンヒル選手権」同様、タイに並ばれることなく、一貫して単独首位の座を守り抜いている。

・ヨーロピアンツアーにおいて最終日を単独首位、あるいは首位タイで迎えた時の勝率100パーセントを維持(5勝全てでこれを達成している)。

・ヨーロピアンツアー史上、南アフリカ人選手による勝利はのべ127回目。

・サンシャインツアーとの共催となったヨーロピアンツアーの大会での南アフリカ人選手による35回目の勝利。

・グレースはこれで、ヨーロピアンツアーとサンシャインツアーが共催した2つ以上の異なる大会を制した6人目の南アフリカ人選手となった。アーニー・エルスブランデン・グレースルイ・ウーストハイゼン、チャール・シュワルツェル、リチャード・スターン、そしてダウィー・ヴァン・デル・ウォルトがその6人にあたる。

・南アフリカ人選手としては史上2番目の若さとなる26歳208日でヨーロピアンツアー5勝目を達成。最年少での5勝達成はチャール・シュワルツェルの25歳139日。

・2017年シーズン終了まで免除という形でヨーロピアンツアーのシード権を確保。

・プロとしては7勝目となり、母国では5勝目となった。

・かつてのチャレンジツアーの選手として2015年シーズンのヨーロピアンツアーを制した初の選手となった。

・かつてのチャレンジツアーの選手による355回目のヨーロピアンツアー制覇。

2014年 アルフレッド・ダンヒル選手権