2014年 ユーラシアカップ

ユーラシアカップでアジア勝利の原動力となりたいアフィバーンラト

2014/03/20 09:32
進境著しいアフィバーンラトが力強く大会への抱負を語った(EuropeanTour)

アジアンツアーのナンバーワン選手キラデク・アフィバーンラトは来週、彼自身「第2の故郷」と語る地で開催される第1回「ユーラシアカップ」へ向け準備は万端のようだ。

才能豊かなタイ出身のアフィバーンラトは昨シーズンのアジアンツアーでは、「メイバンクマレーシアオープン」での優勝、そして「CIMBクラシック」での3位が大きくもの言い、賞金王に輝いた。そんな彼は、3月27~29日にグレンマリエG&CCを舞台に開催される「ユーラシアカップ」でチームアジアの一員としてチームヨーロッパと対戦するにあたり、マッチプレーは彼の生来の攻撃的なプレーに合っていると感じている。

「マレーシアは第2の故郷のようなものなんです」と語る24歳のアフィバーンラトは、その思い切りの良い飛ばし屋スタイルで世界中のファンを魅了してきた。

「ここでは『メイバンクマレーシアオープン』で優勝し、更に『CIMBクラシック』では3位に入り、賞金王を獲得することができました。マレーシアには多くの友人がいますし、『ユーラシアカップ』での彼らからの応援を楽しみにしています。グレンマリーへチームアジアを応援しにくるファンたちが赤一色(チームアジアのチームカラー)に染まる光景を目の当たりにするのは素敵なことでしょうね」。

前述の大会以外にも何度かマレーシアでの大会でトップ10入りを果たしているアフィバーンラトは、主将を務めるミゲル・アンヘル・ヒメネス以下、トーマス・ビヨーングレーム・マクドウェルといった「ライダーカップ」のスター選手たちが居並ぶチームヨーロッパとの対戦に闘志を燃やしている。

彼は持ち前の攻撃的なゴルフはマッチプレーに向いていると確信している。その「ユーラシアカップ」は、初日(3/27木曜)のフォアボール5試合で幕を開け、2日目(3/28金曜)にはフォアサム5試合を行い、最終日(3/29土曜)のシングル10試合で決着を見ることになる。

「小さい頃、初めてついたコーチに攻撃的にプレーしてピンを狙いに行け、と教わってきました。それだけに、常にバーディやイーグルを狙いに行く私のゴルフはマッチプレーに適していると思います。マッチプレーではすんなりと自分のプレーができると思いますし、誰と組むにせよ、フォアボールとフォアサムの試合を楽しみにしています。チームアジアは素晴らしい選手の集まりですから、誰と組んでも問題はないですね。素晴らしいショットが沢山飛び出すでしょうから、ファンにとってもこの方式はエキサイティングだと思います」。

「チームヨーロッパには『ライダーカップ』で多くの経験を積んだ選手が複数揃っていますが、チームアジアにはホームグラウンドという地の利があります。我々は近年、共催大会でしのぎを削る機会が増えていることもあって力をつけてきていますし、素晴らしい若手と経験豊富な選手が合わさった良いチームになっています。接戦になると思いますが、最後はチームアジアがチームヨーロッパを打ち破れると確信しています。そう信じて戦いますし、為せば成るという思いを胸に抱いています」。

アフィバーンラトは来週初めて開催される「ユーラシアカップ」の今後の発展を期待している。

「プレーするのが本当に楽しみです。素晴らしい戦いになると思いますし、チャレンジは望むところです。ここ数週間は米国での初めての大会、そして初めてのコースでプレーしていることもあって、確かに、今季は良いスコアを出せていないのは認めなくてはなりません。年始からクラブをキャロウェイに変更し、ようやくフィーリングが90%まで来たところです。それにコーチを失ったのも辛かったですしね(彼のコーチだったプロ・ジュウは昨年12月に他界した)。彼の教えを思い出すよう、一歩一歩前進しているところです。何が足りないのか定かではありませんが、完調まであとわずかのところに来ているように感じます。『ユーラシアカップ』へ向け、ハードな練習を積んできました。大会を楽しみにしていますし、是非ともチームアジアの勝利に貢献したいと思っています」。

主将としてチームを率いる同胞のベテラン、トンチャイ・ジェイディー、そして同じく同胞のプラヤド・マークセンもチーム入りしたとあって、アフィバーンラトはフォアボール、あるいはフォアサムで彼らと組んでプレーすることを楽しみにしている。

「ゴルファーとして成長する中で、アジアンツアーで成功を収めてきたトンチャイとプラヤドには敬意を抱いてきました。2009年に私がプロとしてランクインすると、彼らはわざわざ私を連れ立って多くの練習ラウンドを回ってくれましたし、それが自分のキャリアを落ち着かせる上で大きな助けとなりました。彼らと練習を積む経験を楽しみましたし、彼らの考えやゲームへ向けた眼力の良さを学び取ろうとしました。トンチャイもプラヤドも2人とも、私のような若手に多くを捧げてくれますし、助けてもらったことに本当に感謝しています」とアフィバーンラトは語った。

「トンチャイは偉大なリーダーになると思います。彼はアジアのゴルフ界では生ける伝説の1人ですし、最近行われた『WGCキャデラック選手権』では6位タイに入るなど、未だにその最高のゴルフは健在ですからね。彼は間違いなく全ての試合で勝利を目指して懸命にプレーすると思いますし、ひいてはチームアジアの他の選手たちを鼓舞して勝利へ導いてくれると思います」。

2014年 ユーラシアカップ