2022年 南アフリカオープン選手権

欧州ツアー史上最長コースに選手たちの感想は?

2022/12/01 11:15
今週はツアー史上最長コースでの開催(Luke Walker/Getty Images)

今週の「インベステック南アフリカオープン」では、DPワールドツアーに新たな歴史が作られることになる。というのも、今週はフィールドの選手たちが、ツアー史上最長コースに挑むのだ。

試合会場となるブレア・アソール・ゴルフ&エクストリアンエステートの全長はマンモス級の8,161ydであり、これまでツアー最長だった2014年「ツワネオープン」の開催コースである、同じ南アフリカのコッパーリーフG&CEを198yd上回ったのである。

ここに、「強固」、「野獣」、そして「壮大」と表現されたコースに挑む選手たちの言葉を紹介しよう。

ディーン・バーメスター(Scott Halleran/Getty Images)※2017年「ハッサンIIトロフィー」

ディーン・バーメスター
「長い。今週はかなり多くの飛ばし屋たちが優勝争いに絡むだろう。見に来る人は、ちゃんとした運動靴を履いてこないといけないね。でも、コンディションは最高だ。このゴルフコースは、卓越したミッドアイアンのプレーに適していて、グリーンは最高の状態にある」

ダン・ブラッドベリー
「これは壮大だ。今週の僕らは、ミッドからロングアイアンを駆使することになる。時として、僕らはゴルフバッグの上の方と下の方の番手のみを使う傾向があり、中間のクラブは忘れられがちだ。僕はミックスされているのが好きだね。今週は、7番や6番アイアンでグリーンを狙うのが良いところだ。より難しくなるのと同様に、色々とミックスされるのが良いね」

ブランドン・ストーン
「ブレア・アソールはこのゲームの絶対的な試練になると思う。これは野獣だよ。バックナインのブレアマイルはボールストライキングに対する真の試金石だ。あそこでは、一打もミスすることはできない。パーでも最高だね。もし風が強くなれば、コースは更にタフになる」

ブランドん・ストーン(Harry Trump/Getty Images)※2019年「ポルトガルマスターズ」

ダニエル・バントンダー
「ブレア・アソールは素晴らしい試練だ。コースは最高のコンディションにあるし、グリーンもとても良い。長いコースなので、今週はかなりハードに打ってグリーンを2打で捉え、チャンスを作らなければならなくなるだろう」

ディラン・フリッテリ
「これは長いコースで、敷地は大きく、フェアウェイは広い。グリーンは少し特徴的だね。ドライバーの腕前が試されることになるし、とにかくできる限り飛距離を出しつつ真っ直ぐに打って、あとはパットが決まればという展開になるだろう。ありきたりな定型句かもしれないけれど、ここは文字通り、その定義なんだ。パー4では、140から190ydのショットが増えることになるだろうけれど、乾燥して暑くなるようだったら、ホールによっては340から350ydは飛ばせるだろうから、ウェッジや8番アイアンを使うことも多くなるだろう。良い感じにミックスされているね」

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