レアルファンのガルシアが“敵地”でナイスショット
サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードのファンでもあるセルヒオ・ガルシア(スペイン)がライバルチームでもあるアトレティコ・マドリードの本拠地ワンダ・メトロポリターノへと潜入した。
ガルシアは「スペインオープン」を前に、同じくスペイン人選手のラファ・カブレラベロー、ジョン・ラームと共に、収容67829人の“敵地”でもあるスタジアムにてニアピン対決を行った。
3人はセンターサークルに設けられたターゲットを狙って、ナイスショットを打ったが、ガルシアは、同じ街のライバルチームの本拠地を誉め称えた。「素晴らしいスタジアムだ。ビセンテ・カルデロン(アトレティコの旧スタジアム)には行ったことがあったけれど、ワンダはこれまで来たことがなかったんだ」と感想を話した。
「テレビでは見ていたけれど、美しいスタジアムだ。彼らは良い仕事をしたね。だからこそ、既にチャンピオンズリーグ決勝の舞台にもなったし、幾多の名勝負がここで繰り広げられてきたんだ」。
「僕ら(レアル・マドリード)はパリで残念な敗戦があったので、今週は勝たなければならない。良い試合をして、しっかり勝ち点3を獲得し、正しい方向へ進み始めなければならないんだ。僕らは声をからして応援するよ」。
「レース・トゥ・ドバイ」で2位につけるラームも熱狂的なサッカーファンであり、彼もまた、自身が応援するアスレチック・ビルバオの本拠地で大会前のエキシビションに臨みたいと考えている。
「アスレチック違いだね(アトレティコはアスレチックのスペイン語)。僕はアスレチック・ビルバオのファンなんだ」とラーム。「ここは美しいスタジアムだね。ピッチ中央にあるターゲットを狙う勝負は楽しかったよ」。
「週の幕開けとして、こういう勝負を行うのは楽しいもの。できれば自分の地元のホームスタジアムで楽しめたらと思う。そうなれば、僕にとってかなり特別なことだね」。
カブレラベローもスペインの首都で開催される大会前のイベントを大いに楽しんだ。「がっかりさせて申し訳ないけれど、僕はそこまで熱心なサッカーファンじゃないんだ。僕の応援するチームはカナリア諸島のラス・パラマスなのだけど、ビッグクラブで好きなのはレアルだから、ここは僕には場違いだね」。
「年に何試合かは観るし、試合結果は追っているんだ。このイベントはかなり良かった。ここは素晴らしいスタジアムだし、勝負も楽しかったよ」と振り返った。