米国シニアツアー

尾崎直道が米シニア復帰へ前進 一次を突破し最終予選へ

2015/11/21 12:23
尾崎直道が米シニアツアー最終予選会の出場権を手にした※画像は「セガサミーカップ」

米国3会場(カリフォルニア州、フロリダ州、テキサス州/4日間72ホール)で行われた来季の米国チャンピオンズツアー出場権をかけた一次予選会は20日、最終ラウンドが行われ、同ツアー再挑戦を目指す尾崎直道(59)がカリフォルニア会場を13位で突破。12月1日から行われる最終予選会に駒を進めた。

尾崎は、出場年齢条件を満たした50歳になって間もない2006年5月に同ツアーデビュー。以降は2011年までの6シーズンをプレーし、07年「ボーイングクラシック」(7人のプレーオフで敗退)、10年「リージョンズチャリティクラシック」の2位が最高位だった。07年にはキャリアハイの賞金ランク19位に入るなど活躍したが、タイトルは手にできないまま12年に撤退。以降は国内シニアに軸足を移していた。

最終予選会はアリゾナ州のTPCスコッツデール(チャンピオンズコース)を舞台に4日間72ホールで実施。78人が出場し、例年通りならば上位5人に来季のフル出場権、6位から12位までに条件付きの出場権が与えられる。日本勢では尾崎のほか、今季の国内シニアツアーで4勝を挙げ、賞金ランク2位(11月21日時点)につける崎山武志がエントリーしている。