メジャー初挑戦に安田祐香「大きな経験ができる」/一問一答
◇女子アマチュア競技◇アジアパシフィック女子アマチュア選手権 最終日(28日)◇ザ・ロイヤルGC(茨城県)◇6431yd(パー72)
大会最終日のベストスコア、7アンダー「65」をマークした安田祐香(大手前大1年)が、通算11アンダーとして完勝した。昨年覇者で2位のアタヤ・ティティクル(タイ)に8打差をつけて、今季海外メジャーの「エビアン選手権」と「AIG全英女子オープン」、2020年の「オーガスタナショナル女子アマ」出場権を手にした。安田は今年11月に国内女子ツアーの最終プロテストを受験予定だ。
――最終日を振り返って
最終日にこんなにスコアを伸ばせると思っていなかったし、他の子たちも伸ばしてくるから、結構ピリピリすると思っていた。でも、自分に集中して出だしから3連続バーディが来て、ピンチもしっかりパーセーブできたので、落ち着いて後半に入れて優勝できたと思う。
――朝の練習場では腰を気にしている様子もあったが。
朝、練習したときはすごく痛かったけど、今日1日頑張ろうと思った。試合が始まったらそんなに痛みは感じなくなっていたし、ショットも良くなっていたので良かったです。
――出だしの3連続バーディはどんな気分だった?
2打リードから始まって、差が広がっていくのは気持ち的には落ち着いてできた。でも、油断できないな、という感じでした。きのうの上がりホールくらいから、パターの不安がなくなったのが大きいと思う。
――初めて海外メジャーにも出場できる。
すごくうれしいし、米LPGAのメジャー大会にいきなり挑戦できるのは、大きな経験ができると思う。
――今週はどんな点が良かったと思う?
落ち着いてプレーできたことと、風がちょっと強かったけど、他の選手が良くない中でも自分のゴルフをして、耐えるゴルフができたことです。
――プロになったら、来年の「オーガスタナショナル女子アマ」には出場できない。
プロテストに合格したら残念だけど、まだ決まっていないので。もしプロになれなかったらオーガスタに行けるので、それはうれしいです。でも、微妙ですね(苦笑)
――世界でプレーしたい気持ちは強くなった?
プロになって、米LPGAに行きたいなというのはずっと思っているけど、まずは日本で頑張って、それからです。将来的には行きたいけど、まだ準備ができていないかなと思います。