2012年 イスカンダル・ジョホールオープン

S.ガルシアが「61」で逆転! T.ウィラチャンが賞金王に/アジアンツアー最終戦

2012/12/16 20:45
圧巻の「61」で逆転!54ホールの短期決戦を制したS.ガルシア ※画像提供:アジアンツアー

マレーシアのホライズンヒルズGCCで開催された、アジアンツアーの今季最終戦「イスカンダル・ジョホールオープン」の最終日。首位を3打差で追うセルヒオ・ガルシア(スペイン)が11バーディ、ノーボギーの「61」という圧巻のプレーを演じ、通算18アンダーで逆転勝利。荒天の影響により54ホールとなった短期決戦を制した。

7位タイからスタートしたガルシアは、1番から2連続バーディで飛び出すと、4番から怒濤の5連続バーディで一気に首位へ浮上。その勢いは後半も続き、13番からは後続を突き放しにかかる4連続バーディ。最終的に3打差をつける鮮やかな逆転劇で2012年シーズンを締めくくった。

通算15アンダーの単独2位にジョナサン・ムーア(アメリカ)。通算14アンダーの単独3位にトンチャイ・ジェイディ(タイ)が続いた。日本勢では、小林正則が通算11アンダーの5位タイ。丸山大輔が通算6アンダーの21位タイ、平塚哲二が通算3アンダーの48位タイで終えている。

なお、賞金ランキングトップで最終戦を迎えたタワン・ウィラチャン(タイ)が5位タイ、2位で追うマーカス・フレイザー(オーストラリア)が21位タイに終わったため、ウィラチャンが05年以来となる賞金王に輝いた。

2012年 イスカンダル・ジョホールオープン